アートの話

絵が描けない!スランプの理由と対処法と心の持ち方【マインドセット】

こんにちは!山梨県南アルプス市にアトリエを構えるDIYアートラボ(絵画教室・アート&デザイン教室)「アトリエミライ」です。

今回は、絵が描けない!?スランプの理由と対処法と心の持ち方についてお話ししたいと思います。

絵のスランプに落ちている人だけでなく、何らかの分野でスランプに陥る方にも読んでいただけたら幸いです。

絵が描けない!スランプの理由を明らかにしよう!

絵画教室&アート&デザイン【アトリエミライ】

絵が好きなのに描けなくなってしまった・・

描きたいのに描けない

思うように描けない!

「あ〜スランプだ!!」

となってしまった人にまずして欲しいのが

スランプの理由とタイプを明らかにすることです。

「スランプだ〜っ」

と言って頭の中をぐるぐるしているだけでは、気分的にスランプを自然と抜けるのを待つか、スランプを味わい続けながらもがくかしかありません。

できるだけ早くスランプを抜け出し、スランプを味方にするために、まずはスランプの理由を発掘しましょう!

あなたはどのタイプのスランプに陥ってる?自分のスランプタイプを知ろう!

スランプを抜け出すために必要なことが、どういうタイプのスランプに陥っているか、明らかにすることです、

人によってスランプの原因は様々だと思います。

  • 思っている理想の表現ができない
  • なかなか絵が上手くならない
  • 絵を描きたいのに描きたいものがわからない
  • 自分の絵がつまらなく感じる。
  • 絵を描いている意味がわからなくなった
  • 絵に対して酷評をもらって描けなくなった

などいろいろスランプの理由がありますよね。

それらを大きく分類すると

  • 画力・技術の不足
  • 焦り・不満の増幅
  • モチベーション・原動力の減退
  • 他人との比較

といったところでしょうか。

ほとんどが心のことですね。

自分がどのタイプのスランプに陥っているのか見てみましょう。

「技術・画力といったハード面」が原因のタイプ

もし、画力や技術の不足といったことが原因であれば、

「技術的なことがわからない」だったり、「画力が足りなくて理想のものが描けない」だけですから

スランプの分類としては「ハード面の不足」となります。

それはそこを解決するために、技術を学んだり、画力をあげる取り組みをすれば解決されます。

先生をみつけたり、本をよんだり、表現に必要な技術を学んだり材料を揃えたり、そして実際に自分で描いていく作業が必要となります。

人によって解決までの道のりは変わりますが、時間がかかろうと、お金がかかろうと、それはやれば解決できることです。

「心・マインド」が原因のタイプ

もう一つは、心の問題です。

ここが一番大きなところですが

現状への焦りや不満

もし「現状への焦りや不満」を抱いているとしたら

自分がなぜ焦っていたり不満を持ってしまっているのか見てみましょう。

多くの人が、他の人と比べたり、お金や時間、年齢のことを考えてしまってそうなるのではないでしょうか。

どこか自分が無理をしているのか、絵を描くこと以外のことが気になっている(収入や成功)のかもしれません。

モチベーションの低下

モチベーションがなくなってしまって描けない時も、人と比べてだったり、自分の中で意味が見出せなかったり、楽しめなくなっていたりする状況があります。

そういう色々な心の状態が原因の場合、絵が原因ではなく、自分の心がスランプを選んでいるということが言えます。

では、心が原因の場合、どのような対象法があるでしょうか?

みていきましょう

まず一つに絵が好き、描きたい、という前提でお話しします。

モチベーションが原因の場合

そもそも疲れていてモチベーションが上がらない

休みましょう!遊びましょう!美味しいもの食べましょう!友達とお話ししましょ!睡眠とりましょう!

他人と比べてしまって描けない!

他人と比べてナイーブになる時の対処法は

・素直にその差を認める!相手の良さを認める!

そこから自分はどうなりたいか、どうありたいか、自分の良さを見つめる。

あんがい他人の良さをあっさり認めると気持ちが楽になりますよ。

比べてしまっている他人、以外の人の絵も見る。

結構狭い世界のなかでくらべてる可能性があります。世界は広いです自分の身近な誰々さんだったりSNSの誰々さん、と比べてるバヤイではありません。レオナルドダビンチとか、ピカソとかと比べてみましょう。

あんがい自分と近いところで比べるからジェラシーや自信をなくすといったことが起きるんですよね。

圧倒的にすごい人を目標や比べる対象にしたら、そんな悩み、ちっさく思えるはずですよ!

絵を描く意味が分からなくなって描けない!

そんなことを考えて悩んでも・・・といっても考えてしまう時は考えてしまうんですよねそれが悩みってやつです。

でもぶっちゃけ絵を描く意味なんて一生わかんなくても良いし、説明できなくても良いと私は思います。

そんなことより、絵を描きたいなら描きましょう

「なぜ生まれたのか分からないから生きられない」・・・なんて言いだしたらキリがないのと一緒で、いちいち好きなことやりたいことに意味づけする必要もありません。むしろ意味づけは後付けでも良いくらいです。(あなたに生きていてほしいし、絵が好きなら描いて欲しい

わざわざ好きなことを自らつまらなくしてしまう、心を痛めるような考え方をやめてみましょう!

私はなぜカレーを作るのか意味がわかない・・なぜだ、前まではカレーが好きで作っていたのに急に意味がわからなくなってしまった。カレーが好きなのに・・もう理由がわからないから作れない・・食べれない。

なんて言っている人がいたら

いや、食べりゃ良いじゃん。作りたいなら作れば良いじゃん・・・

って思いますよね。

それと同じくらいの話です。

「絵」だから少し特別視しちゃってるだけかもしれないですよ!

自分の絵がつまらなく感じて描けなくなった!

これも、先述した「人と比べる。何かと比べる」という心が悪さしてますね。

つまんなく思えたなら、もっと面白くしようと意気込めば良いし、

自分の絵をつまんないと判断してつまらなくしているのは自分だと気づきましょう。

たとえ誰かがあなたの絵なんてクソね、つまらない。といったとしても、開き直るか、どこがクソか聞いて治すか、考えて改善するかしかないですよね。

そのままであっても良いし、その言葉を受け取って変化しても良いし、どっちを選ぶもあなた次第です。

ちなみに、もしつまらない絵だなと自分で思うのなら、その自分の美意識に対して追いつく絵を描こうと思えば良いと思います。

好きなことにも葛藤はあるのが当たり前です。

その葛藤すら楽しめたり、その葛藤があるから成長できるのは好きだからこそと言いたいです。

好きなことにだって葛藤はある!スランプあって当たり前!

とはいえ、わたしも「絵が思うように描けない」「描いててもつまらない」「描けなくなっちゃったー」と嘆いていた時があります。

その時に描かない選択をし、そのままずっとブランクがあったことが何度かあります。繰り返すんですよねスランプって。

で、その時諦めたり、嫌になってたら、やらなきゃやらないで済んじゃうんですよね。

仕事にでもしてない限り、絵を描かなくても食っていけますから。

でもある時、好きなことだからこそ、理想も高いし葛藤もあって当たり前、と思ったら、ただ描いていて楽しいだけじゃなくてもいいんだ!

と思えたんです。偉大な画家やそうでない画家たちもみんな葛藤や実験、色々試したり試行錯誤したり、あったんです

好きなことは好きな人と一緒!

ここで質問です。

どこかで、好きなことが楽しめなくなったらもうおしまいと思っていませんか?

どこかで、「好きなことには良いことしかない」と思っていませんか??

好きなことや絵を描くことだって陰陽があるんですよね、世の中完璧な人などいないのと一緒で。

好きな人がいてもその人には良いところだけじゃなくて欠点だってありますよね。

それでも好きと思えたり、一緒にいる。

そういうのと一緒で「絵を描くこと」にも、良い時もあればやな時もある。

無条件に楽しくかける時もあればスランプな時もある

そのくらい大きく構えて、スランプで絵が描けなくなったり、楽しめなくなった自分にダメ出しなんてしてないで、気晴らしをしたり、絵の好きなところに(画材屋に行ったり、美術館行ったり、画集見たり)触れたり、音楽を聞いてたり旅行をしたり全然違うところから力やインスピレーションを得たりしながら、また自然に絵を描けば良いと思います。

ただ、本当に気晴らししてると、そのままもう描かなくなってしまう可能性もありますけどね・・・。ほほほ

絵が描けないスランプに強くなるオススメのマインド

私的にオススメのマインドは、普段から描けない時があることを前提に、絵を描くことです。

気分の乗っている時を基準値にしてしまうと、気分が乗らない時にグーンとモチベも気持ちも下がって、描けない自分への自己否定が始まりますから、基本ベース、普段からイケイケでない時も絵を描いてみることもオススメします。

まだ、スランプに陥った時は「ここぞ伸び時」!

とモヤモヤしながらも前向きに絵を描いてみると良いと思います。

頑張るも頑張らないもどっちでもいい・自分で選ぼう

いろいろスランプがある時に総じて言えることですが、

逃げても良いし頑張っても良い、のりこえてもいい・・・

正解はないと私は思います。

ただ、一つ言えるのはいい時もあれば微妙な時もある、

という事を「本当の当たり前」にしていいんじゃないか?ということです。

いい状態でいたいから苦しむのであれば、いい状態じゃない時もいい状態と思えばいいという考えです。

いい状態じゃない時もあって当たり前と思っていれば浮き沈みが少なく済むし、浮き沈みに対する深刻さも減ります。

つまり、スランプもおおらかに受け入れて、一緒に生きていけばいいと思うのです。

まとめ

長くなりましたが、最後に「絵が描けなくなってしまった時の理由と対処法と、心も持ち方」について箇条書きでまとめて終わりにしたいと思います。

まとめ

1 絵が描けないスランプの理由を明らかにする
2 技術面なのか、心の問題なのか?どのタイプのスランプか見極める
3 「技術・画力といったハード面」が原因場合・・・人によって解決までの道のりは変わわるが、時間がかかろうと、お金がかかろうと、それはやれば解決できる
4 「心・マインド」が原因の場合・・
・気晴らしをする。
・他人と比べてしまう時は、差を認めるか、もっと凄い人をみる。
・絵を描く意味が見出せない・・・理由はなくていい、後付けでもいい、描きたいなら描けばいい
・自分の絵がつまらなく感じる・・・もっとよくするか、つまらないと感じてつまらなくするか、自分で好きな方を選べばいい。
6 好きなことにだって葛藤はある!スランプあって当たり前!
7 絵が描けないスランプに強くなるオススメのマインド・・・描けない時うまくいかない時をベースに絵を描く
8 頑張るも頑張らないもどっちでもいい・自分で選ぼう
9 まとめ

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  • この記事を書いた人

ミライ

子供と大人の絵画教室(アートスクール)と インテリアアートのサイトを運営。 【好きなもの】建築、美術、映画、お笑い 【好きな食べ物】インドカレー、スパゲッティ、唐揚げ、うなぎ 【好きなスイーツ】ムース、タルト 【趣味】語学、読書、占い

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