こんにちは!山梨にアトリエを構えるDIYアートラボ(絵画教室・アート&デザイン教室)「アトリエミライ」です。
今回は、前回途中までお話しした【創造性を育む】「ハイコンセプト〜新しいことを考え出す人の時代〜」の続きをお話ししたいと思います!
前回まで(1回目、2回目)はる
- 安泰は無い世の中、今の時代をどう生きるか?
- 創造性や柔軟で臨機応変な発想力をもつことの大切さ
- これまでとは違った思考やアプローチが重要になる
- 「右脳を生かした全体的な思考能力」と「実現可能性を検証するための左脳の役割」
- 絵をかくことと、右脳の関係性、
- なぜクリエイティブであることが大切なのか
- なぜ右脳が注目されているか
についてお話ししましたが、今回は
- これからの時代に必要な能力とは?なぜ右脳が注目されているのか
- なぜ右脳が注目されているのか?右脳の働き、能力とは?
- これからの時代に必要な心のあり方とは?
について「ハイコンセプト〜新しいことを考え出す人の時代〜」の内容を元にお話ししたいと思います。
目次
これからの時代に必要な能力は?右脳が注目されている
本書「ハイコンセプト〜新しいことを考え出す人の時代〜」の中で、この時代に必要な能力がまとめられていました。それを元にお話ししてまいります。
P112
だがその全ての過程で要求される能力は、決して一枚の仕様書に書かれた一連の規則で足りるようなものではない。創意、人間関係、体や心の奥から生まれる本能、直感といった能力こそ必要なのだ。
「ハイ・コンセプト」
- パターンやチャンスを見出す能力
- 芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
- 人を納得させる話のできる能力
- 一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新し構想や概念を生み出す能力
「ハイ・タッチ」
- 他人と共感する能力
- 人間関係の機微を感じ取る能力
- そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力
- 自分自身の中に喜びを見出し、他人にもその手助けをしてやれる能力
- ありふれた日常生活の向こうに目的と意義を追求できる能力
以上の能力は右脳にある!右脳の能力まとめ
以下はだぶる表現がありますが、色々な表現で右脳の能力を理解して見ましょう!
- 「創造力」「潜在的知識」「大きな全体像を描く能力」
- 創意、人間関係、体や心の奥から生まれる本能、直感
- 全体の調和、統括力、全体像を描きバラバラなものをつなぎ合わせて新しい全体感を築きあげる能力
- 論理ではなく「共感」
- 因果がわかり、他人を思いやる能力
- 「処理能力」より「創造力」
- 「技術マニュアルで得られる知識」より「潜在的知識」
- 「細かい部分にこだわること」より「大きな全体像を描く能力」
- 個別よりも「全体の調和」(シンフォニー)
- 分析力ではなく統括力、つまり、全体像を描きバラバラなものをつなぎ合わせて新しい全体感を築きあげる能力
- 論理ではなく「共感」(成功する人というのは、何が人々を動かしているかを理解し、人間関係を気づき、他人を思いやる能力の在る人。)
「右脳・左脳について」
- 右脳は非直線的で、直感的、本能的、そして包括的、全体的に機能する。
- 左脳的能力は今日でも必要では在るが、もはやそれだけでは十分とは言えない。そして、かつては軽視され、取るに足らないものだとみなされた能力、つまり創作力や共感、喜び、意義といった「右脳的」な特質
- 個人、家族、組織、を問わず、仕事上の成功においてもプライベートの充足においても、まったく「新しい全体思考」が必要とされている。
これからの時代に必要となる生き方、心のありかた
右脳や左脳の話をたくさんして来たので、ちょっとまじめな感じでずっと話して来ましたが、
人生に対して深刻になりすぎずに、笑顔で過ごせるようなことも大切ですよね!
どれだけ、右脳や左脳を発達させても、人生に笑顔がなければ虚しい気がしますよね。
ということで本書では以下の心のあり方が大事だよ〜と述べられています。
笑い、快活さ、娯楽、ユーモア
でも、上記の表現をそのまま受け取ると、それがなかった場合、自分はダメなのか?と思ってしまいますよね。
そんな時は、「人生をリラックスして味わう」こんな風に受け取ってもらえたら良いかなと思います。
また、こんなことも言われています。
仕事にも人生にも遊びが必要!
たしかに、それができる人は優秀!っていう感じがしますよね。
結局のところ、仕事や学業ばかりにフォーカスして右脳や左脳、能力・・・といったことに目がいきがちですが、それだけだと、結局仕事も学業も活かせない!
ということで笑い、快活さ、娯楽、ユーモアは人生を豊かにすることのベースなんですよね!
ただ、ひとそれぞれ価値観や性格も違うので無理してそうする必要もないとも思います!
一つ言えるのは、今ある日常は当たり前ではないということ。
だから、ちょっと立ち止まって自分の生き方時間の過ごし方心の持ち方喜びの感じどころ、について思いをめぐらしてみると良いと思います!
仕事を頑張るのも楽しむのも、
遊びを楽しむのも自分の選択!
今日をどんな気持ちで生きるかも自由な選択!
この時代、学校はどんなところとして位置づけられる?
本書では学校について以下のように書かれていました。
P136
生徒たちがどのような進路を選ぶにせよ、この学校での経験が、問題解決や他者理解、そして自分をとりまく環境を正しく理解する能力を伸ばしていってくれるだろう。
- 問題解決や他者理解の力
- 自分をとりまく環境を正しく理解する能力
そういった経験や力が得られるのが学校の良さということですが、
コロナ禍でオンライン化が進み、そのあり方も変化して来ていますよね。
そうはいっても集団、実社会での対人での経験、体験があってこそ、より成長するものがあるので、まだそういった集団の場は無くならないですが
これから25年後くらいにはどうなっているかわかりません。
これまでは実際に人と会うことが当たり前だったのに、実際に人に会わずに生きることがベースになる可能性があります。
今だからできていることを大切にして味わっていきて行きたいものですね!
自分を見つめ、他者理解にもつながるワーク
- 「スクラップブック作り」
- 「ミニミニ短編小説」
- 「自分史」(参考:ストーリーコープスのウェブサイト)
- 「レコーダーを活用した物語の記録」
- 「デジタル機器の活用」絵やサウンド、心の中にある物語を表現。
- 「ストーリーテリング」
- 「互いの物語に耳を傾けること」
以上のワークが紹介されていましたが、どれを見ても共通しているのは「自己を見つめること」と「他者との共感シェア」の大切さですね。
どんどんデジタル技術が進み、生活様式も変わっていく中、忘れてはいけないのが、私たち一人一人が人生の主人公であるということ。
そして、一人一人が自分の人生の意義を見いだすことが大事になってきます。
いくら技術や環境が進化しても、心が虚しかったら寂しいですよね。
誰もが一律に暮らせるような時代が来て物質面文化面では不自由しなくなったものの、
自己理解や他者との繋がりはこれまで以上に大切な部分となりそうです。
まとめ
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