こんにちは!山梨にアトリエを構えるDIYアートラボ(絵画教室・アート&デザイン教室)「アトリエミライ」です。
今回は、絵が苦手な人でも真似できる、簡単な絵の書き方を紹介したいと思います。
お題は「青空と花畑」。
難しい色を使うこともなく、道具もシンプル。指の腹を使って誰でもそれらしく雲や草原の緑が描ける。
についてお話ししたいと思います!
誰でもできる、簡単青空と花畑の描き方【絵画教室・山梨・南アルプス】
使用する道具
使用するもの
キャンバス・・・18cm角のキャンバス(Amazonで購入)
アクリル絵の具・・・大雑把に 青系・緑系・白・オレンジ・黄・ピンク
筆・・・
・豚毛の洗い筆
・ステンシルの豚の毛(←写真に載っていますがほとんど使わず)
・細い筆はキャメロンプロの0
・幅広の刷毛
青と緑の2色でベースを描く
最初にざっくりと青空と花畑の草をベースで塗ります。
上から順に
- 濃い青(prusshian blue)
- 少し明るい青(ultramarine blue)
- レモンイエロー
- サップグリーン
- ビリジアングリーン
これらの色を置いたら、すぐに水を含ませた刷毛で、キャンバス上を塗っていきます。
キャンバスの上で色を混ぜていくような感覚です。
これでベースが完成です。
ベースの上に指と筆を使って雲と花畑を描く
ベースの青色の上に雲を描いていきます。
パレットの白を出し、水で薄めずに、指の腹に絵の具をつけます。
絵の具のついた指の腹でペタペタと白をおきながらキャンバスの上を雲を描いていきます。
なんども重ねることで、雲の立体感が出てきます。
雲を描いた後で、薄めた水色を筆にのせ、
空のグラデーションを書き込んでいきます。
描きこむといっても、薄く筆で水色を引いていく、くらいのイメージです。
雲の白色を乗せたときに、白がきつく出過ぎてしまっていたら、
薄い水色を乗せていくと背景に馴染んでいきます。
拡大するとこんな感じです。
指の腹で草原を描いていく
雲を描いた後は、草原の方に書き込みをしていきます。
草原の奥、向こう側を明るくすることで手前との遠近感を出します。
明るい緑色を地平線においていきます。
指の腹をいろいろな方向で乗せていくと、パターンがわざとらしくなくなりますので、たまに指の腹の向きをかえて絵の具をのせて行ってください。
花畑の花群を描いていく
豚毛の、毛の暴れたザクザクの筆に黄色の絵の具をつけて、軽くぽんぽんと花に見立てて絵の具をおいていきます。
絵を見るとわかりますが横一列づつ絵の具をおいて層をつけていくと、遠近感が出ます。
同じく黄色の絵の具で、手前の花を筆で表していきます。
拡大すると、遠くの花の描写と、地平線はこのようになっています。
ニスでツヤ出しと色のトーンを落とす(好み次第)
手前の花を細筆で描いていく
最後に、色味を華やかにしていくためにオレンジやピンクも使って手前の花をさらに書き込んでいきます。
近寄るとこんな感じ。
ちなみに鳥さんは、指で草原の膨らみを表しているときに爪で白くくっきり色がついてしまったところを、ごまかすために生まれた鳥さんです。間違いもうまく利用すると思わぬ存在が出てきますね!
手前の花畑と、遠くの方との書き込み方の違いはこのような感じです。
手前をわんさか描くことで、奥行きを出していけることがわかると思います。
インテリアに飾る
最後に、こうして描いた絵を、どこに飾るか決めて、実際に飾ると絵や、自分で描いたことに愛着がわきます。
上手にかければそれを褒めてもいいし、上手に描けなくても自分で心を込めて描いた絵を大事にすることで絵をかくことが好きな動作になる。
動作が好きだと自然と続けられる。
そんなふうに思います。
ちなみに、今回の絵は青色と黄色が主な色ですが、この色の組み合わせは結構皆さんに馴染みのある色合いなので、親近感のわきやすい大愛であると同時に、親近感のわきやすい色の組み合わせでもあります。
また、青と黄は反対色と言われる組み合わせで引き立て合う色と言われています。
色の選択に迷う方は、すでに世の中でよく見る色の組み合わせで描いて見るのも1つの手です。
ですが、今の世の中何でもありな感じなので、もっと自由にやりたい人は、奇抜な色の組み合わせで絵を描いても面白いかもしれません。
(紫の空とエメラルドグリーンの花畑、とかでもいいかもしれませんしね!)
まとめ
【山梨県の絵画教室・アート&デザイン教室】 DIYアートラボ「アトリエミライ」では
中高生と大人の方向けのアートの教室(絵画教室)を運営しています。ご興味のある方は当ホームページよりぜひお問い合わせください。
(場所:山梨県南アルプス市中心街にある絵画教室 。中央市・昭和町・韮崎等近郊の方もぜひお問い合わせください)