こんにちは!山梨にアトリエを構える 絵画教室・アート&デザイン教室 「Diy Art Labo アトリエミライ」です。
今回はアトリエでのデッサンの指導がわかる上達例や鉛筆デッサンの作品やレッスンの様子をお話をしたいと思います。
目次
デッサン初心者の方の上達例【山梨・絵画教室・大人のレッスン】
大学生の生徒さんのデッサン力の変化をご紹介したいと思います。
こちらが初回の面談の時に持ってきてくださったデッサン。
美術系の通信の大学で学ばれていて課題に出たものだそうです。
添削だけだと、よくわからない部分もあり、実際に対面で習った方がいいとご自分で判断されアトリエに来られました。
基本からコツコツとお教えすると応用力もついていきますが、他にも色々な作品をお時間のない中で取り組まなければけないので、
効率重視で、色々な素材を学べる複数モチーフのデッサンに初めから取り組むこととしました。
まずはじめに、絵として成り立たせるためにモチーフを自分なりに配置し
- 画面の中に構図を考えて当たりをとる。
- ネガスペースも見ながら形を精査していく
- そしてモチーフの大まかな陰影を置きざっくりとした立体感をいれ、
- 明暗のコントラストやトーンを整え素材感やディテールを出していく。
以上のことを、一回のモチーフのデッサンに取り組む中で、途中途中アドバイスをとりいれコツコツとデッサンに取り組んだ結果、
実践中に要所要所レクチャーも加えながらアドバイスをする中で一枚のデッサンを完成させるスタイルで、一枚のデッサンの取り組みでここまで上達されました。
数をこなすのはかなり大事なことですが、一枚のデッサンを、完成の限界を高めながらしっかりと取り組むことでここから先新たに他の絵やデッサンに取り組む際もシビアに見てクオリティのある完成度にすることができると感じます。
気楽にさらっとかくこともあってもいいし、このように自分の「ここまで」という限界を高めることも上達や進化に必要なことだと感じています。
小学生の子のデッサンと鉛筆画【山梨の絵画教室・デッサン鉛筆画のレッスン】
小学五年生の頃にいらしたRちゃん。
最初の体験の時にアドバイスをして、30分ほどで書いた作品。
このときは体験でしたがその後習いに来てくださり、透明水彩ががかなり上達しポスターに何個も入選しました、本人の努力と集中力が大人並みで素晴らしかったです。(現在は体験はなく、試しに受けたい方には単発レッスンでご対応させていただいています)
そして久しぶりに鉛筆デッサンに取り組んだところ、形が綺麗に撮れるようになっており、陰影をつけるデッサンにも上達が見られました。
こちらのデッサンは目下取り組み中。今まではあたりをとる時の筆圧が強すぎて画面がすぐに悪くなってしまいましたが、かなり筆圧コントロールできるようになり、あたりの取れた時点でもまだ紙が綺麗です。ここから先が楽しみ!
こういった変化は、もちろん一足飛びではありません。回数もかかっているし、レッスン中の目的意識と集中力もあっての今です。
でもアトリエのレッスンを自発的に楽しんでくれているので、こういったレッスンに興味のある小学生の子にはデッサンも是非やってほしいなと思っています。
アトリエは基本お子さんの意欲のわくこと、興味の方向性重視でやっているのでこういった勉強系の絵のレッスンは本人が希望した場合のみとしています。
自分からデッサンやりたいと思う子、意欲があってアドバイスも前向きに受け入れ楽しめる子は、やってみようね!
けっこう根気集中力はいるよ!
でもそれを楽しめたらこっちのもの、どんどん上達するからね!
鉛筆画レッスン:初心者の方でも描ける指導方法【山梨大人のアートレッスン&絵画教室】
こちらの作品はみなさんデッサンや鉛筆画、初心者の方がアトリエに来て初めの頃に描いた絵です。
初めからなかなか上手なのには訳があります。
もちろん絵をやりたいという方が来られるので、素養を持ち合わせていたり、好きで熱心に一生懸命取り組めることも要因ですが
レッスン中に、
「あれ?どこかおかしい何が変なのだろう?」と思った時に聞いて解決できるため、間違ったまま進めないで済むことも作品のより良い完成の要因となります。
また、大人の方の場合、美大受験を目的にしていないので、技法として身につけるというよりも純粋に絵を楽しみながら、一つの作品として取り組むことを大事にしていただいています。
それが初心者であっても、初めての作品や取り組みであっても、完成した時に素敵に仕上がるための大事な要素だと考えています。
アトリエで描いた初めての絵を額縁に入れて飾っていただいていたり、
描いた絵が大事にされていることもすごく良いことだと思っています。
アトリエのレッスンの仕方
アトリエのレッスンでは作品の制作過程でより良い作品となるようにアドバイスをさせていただいています。
下の写真は、立体感を感じさせるのに大事な「タッチの方向」について説明していた時の写真です。
実際に描いてる最中にでも気になる箇所やつまづきにアドバイスをさせていただくので、レッスンの終わりのみにアドバイスをもらったり、完成した後に講評やアドバイスをもらうスタイルとは違って、一つ一つの作品を作りながらアドバイスを取り入れてよりよく完成させることができます。(ある程度描き進めている中で様子を見る場合もあります。伝えたことが身についているかどうかなどの確認も含め)
DIYアートラボ「アトリエミライ」は山梨県南アルプス市にある中高生と大人の方向けのアートの教室(絵画教室)です。
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