小学生の絵：水彩画＆鉛筆画【山梨の絵画教室アトリエミライ】2023年作品

小学生の絵のレッスン：子どもの描く水彩画の作品たち

こんにちは！山梨にアトリエを構える 絵画教室・アート＆デザイン教室 「Diy Art Labo アトリエミライ」です。

アトリエミライのレッスンでは

「こんな絵を描きたい！」と思っている子供達に

「どうやったらもっと素敵になるだろう？」「こうするともっと良くなるよ！」

と、アイデアや下書きの段階、また作品の制作途中で、実践的にアドバイスをしながら、よりよい絵となるようにレッスンをしています。

今年も子供たちが書いた絵や、彼らの成長をまとめたいなと思い記事にしましたので、ご覧いただけましたら幸いです。

（小さい学年から順番に載せてます）

大好きなアニメの絵と水彩の絵、偏らずにチャレンジしたA君の作品

ポケモンが大好きなAくん。

ポケモンばかりでなくちょっと真面目な絵も前向きに取り組みました！

特にセザンヌの絵は何が描いてあるかわかりにくく模写に困り根気勝負なところもありましたがよく頑張りました！

お父様の似顔絵はそっくり！

もっと単純化して描くのがこの歳の子の普通ですが、この時のレッスンの目的は、見たまま描くという練習。

人間の顔を、定型化せず、見たまま描くこうとすると、んーっとこことここが繋がってて、ここら辺と同じ位置で・・・と顔という概念にとらわれない観察力もつきますよ。

夏休みに取り組んだポスターも、おうちからインコを手に乗せてる写真を持ってきて、絵にして、賞ももらえました。

模写から学ぶ小さな芸術家、巨匠の絵が大好きなM君の作品

おうちに大家さんの画集があるというMくん、アニメの絵よりもこういった巨匠の絵をよくみているそうで、マティス、ゴッホ、ピカソなど色々な画家の名前もしっているし、絵の名前も知っています。

単発レッスンで途中までアトリエで取り組んだ絵を、家で仕上げてきてくれました！

アトリエに家にある大きな画集をもってきて、この絵に取り組みたい！とゴッホの「星月夜」に取り組んでいます。

ゴッホの絵も筆の流れや同系色の色使いなど色々と勉強になりましたね！

マティスの切り絵の作品は家で取り組んできたもので創作意欲もばつぐんでみていて楽しいですね！

つぎはクロード・モネの「かささぎ」に取り組みます。

Yちゃんの楽しくのびのび感性豊かな作品

物語を考えるのが上手なYちゃん、可愛いプリンセスの絵も好きですが、色々な絵に挑戦してくれました。

特に2023年の最後に書いた鉛筆の絵は私も大好きです。

白黒の濃淡で描いたファンタジックな世界は、物語を感じるし優しさや絵を楽しんでる様子が伝わってきます。

お話を考える方が得意と言って、絵はん〜どう描くの？といいながら描く時もあるけれど、わたしがやる！と負けず嫌いな側面も！

これからもたのしく絵を書いてほしいなと心から思います。

夏に頑張って書いた絵も賞を取れて、よかったね！おめでとう！

様々な図画工作で絵ものびのび、友達と一緒にとりくんで伸びていったね！

仲良し四人組の創作はいつも、仲良しだけどみーんな違う！そこがみていて面白く頼もしいKくん、Rくん、Aくん、Aちゃん！

自分の描きたいモチーフを描く時は少々難しくてもがんばれちゃう、頑張ったあとは当たり前になる。

それがみていてとても頼もしい！

こだわりがあるから、アドバイスがあってさらに良くなるのがわかるとちゃんと納得して吸収してくれる。そんな感じも頼もしい！

色作りにこだわってます！あら！形をとるのもこだわりでて進化！

いつもこの色どうやったら作れるかな？丁寧に色作りをするSちゃん。

形そっくりに描くの苦手なんだよね、といいながら、真ん中の狼、上手にかけてる！

右の絵は学校？で描いて県特選に選ばれたという絵、景色の壮大な感じや遠近感、岩肌の山のごつごつとした影、表現したい感じがよく出ています！

アニメの絵から可愛い絵まで描きたい絵をもくもくと描いて上達！

いつも、描きたい絵のバラエティーが振れ幅大きいNちゃん。

ジョジョの大冒険の大人っぽい絵を描いたと思えばファンシーな絵も描いたり、なかなか面白い！

そして色の作り方、絵の具の出し方、濃く塗るところ薄く塗るところ、など色々とアドバイスしたことをちゃーんと覚えていてどんどん頼もしく描けるようになっています。学校でも絵が表彰されたと喜んでいました。私も嬉しいです。

ポスターの制作をきっかけに絵ももっと描きたくなったYちゃん！

アトリエに入会して初めて描いたのがポスターだったYちゃん。

四つ切りサイズの大きな紙だったので、シーンを分割して夏の家族との思い出を盛り込んでみました。

時間がない中よく描いたなと。一枚のポスターで三つ分絵を描いたようなものです！

でも色のことや景色の塗り方、ポーズの書き方など色々と勉強になりましたね！

その時絵が楽しいと思ってくれたようで、次の絵は創作で「秋の森のパン屋さん」を想像して絵を描きました。

水彩の色の塗り方も幻想的！滲ませたり色を作ったり、色々描きたいイメージをまとめたり、全て黙々と取り組んでとっても集中力があるなあと感心！

じっくりとイメージを固めて作品として仕上げる。そう言ったことができればどんなことも実現できるね！

小学校の絵の具でも透明水彩みたいに描けるよ！小学生が描いた人物画

絵の具を上手につかえるようになったTくんとAくん。

最初の頃よりもだいぶみたままに形をとることも上手になりました。

こだわりの工作も絵に役立つ要素がありましたね！色使いや塗り方も工作と絵を通して学びました。2人のすごいのは集中力！

言われたことを覚えて、次に生かす姿勢もとても素敵でした！

独特な感じと細かなこだわりに惹かれポイント

YちゃんとKくん、2人の作品は他にもあるのよ！

絵よりも工作がらみの方が多いかもの2人ですが、絵をかくと、2人ともこだわりが強くてなかなか面白い！

いつもどこかシュールなユーモアを感じるYちゃんの水彩画、わがままボディのジェリーのプルプル透明感がみどころ。

水彩はこうやって透明に使うと色の滲みが綺麗です。ありそうでない色ばかりなのわかりますか？こだわって色作りをして塗っています。

写真をとるのが得意なKくん、やはり絵もどこか写真のようで忠実。広範囲収めれるレンズで撮ったかな？という感じの感覚。

木の大きさから山の遠さも絵わかるし、手前の柵の部分のスペースが少し高いところにあるのがわかります。

もうこだわりなので、定規も使って描きました。この細かさがあれば色々と緻密なことができるのではないかと思います。

集中力と向上心でメキメキ絵が上達したRちゃん

描きたいイメージはあるけど、絵を描く力が足りないな、もっと上手になりたいと思い遠くから通うようになってくれたRちゃん。

Rちゃんのこれまでの絵はこんな感じでした。

頑張って丁寧に書いているのですが画力や構成力、表現力をつけたいという思いで習いに来てくれたと思います。

そんなRちゃん、2023ねんの一月に習い始めてから、秋にかけてこんなに成長しました！

↓ アトリエで絵を習い始めてからの絵 ↓

最初は母さんへのプレゼントの絵を描くという目的でイメージした絵を描くことから始めました。

アイデアやイメージ探し、ラフを描いて下書きに起こして、それを本番の紙で書いて、着彩をする。

そんな地道な作業をし、かつアドバイスをする中で一つの作品を通してこんなにも成長しました。

制作に3ヶ月かかったかな？色の置き方や広げ方、重ね方、配色色々知ることができたと思います。一つの絵を仕上げるまでの根気に拍手です。

そんなRちゃん、今年はもっと上達してポスターにチャレンジしたい！ポスターも七月から取り組みアトリエにも何度も来てくれました。

その結果なんと、書いた作品１作品除いて全て受賞することができました。

賞がすべてではないし自分が一生懸命頑張った結果、誰かに認めてもらえると嬉しいですよね。

ご家族のおじいちゃんおばあちゃんもRちゃんの描いた絵をこんなふうにまとめて、家族で成長や絵を喜んでくれている様子が嬉しいです。

デッサンも最初（左）からだいぶ上達して行っています。一番右は最近でまだ仕上がってませんが、ここまで形を綺麗にとることができるようになりました。

子供達の水彩画や成長を振り返って

最後まで見てくださりありがとうございます。

写真を撮りそびれた作品も多くあり、全て載せることができませんでしたが、一年間小学生の生徒さんたちが好きなモチーフや描いてみたい絵や工作やポスター制作も通して、絵を描くことを楽しみながらかつ頑張って、よく成長しているなあと思いました。

色の塗り方や作り方、形の取り方など、やればやるほど上手になるのでまだまだ成長楽しみです。

描きたいものを理想に近づける、それはなかなか根気もいることですが、絵を通して制作の体力（持久力的なもの）がついてくるといろいろなことに良い影響があると思います。

2024年もどんな作品ができるか楽しみです！

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