こんにちは!山梨にアトリエを構える 幼児・小学生の絵画造形教室・中高生と大人のアート&クラフトの絵画教室 「Diy Art Labo アトリエミライ」です。
今回はに講師アトリエミライの教えるデッサンや透明水彩などの作品や2023年にお仕事で作った作品をご紹介。
絵画教室は色々あるけど、先生の作品や本当に絵が上手いのか、工作が得意なのか、意外に分からない教室が多いと思います。
アトリエミライの先生ってどんな絵が描けるの?何が得意なの?
アトリエミライに行ったらどんなアドバイスをもらえるんだろう、どんな感性の人なんだろう?どうやって描いているんだろう?といった疑問もあると思います。
2023年のものを、一部制作の工程も入れながらまとめましたのでご覧いただけましたらと思います。
目次
講師のデッサン・アクリル・水彩画・フレスコ画【アトリエミライ:山梨の絵画教室・アート&クラフト】
アトリエでは大人の方がデッサンを楽しんだりしています。小学生でもここに楽しみを見出せる子や興味のある子はデッサンをしています。
私はまず、画用紙の状態をよく保ちながら、形や位置、空間を正確に捉えることを最初に大事に教えています。
デッサンは形が狂ったまま進めてしまうといくら頑張っても良いものにはならないと思うからです。
絵にはパッションや勢いや力強さ、自由さももちろん必要ですが、自由に描きたい方こそこういった基礎もとても大事です。
デッサンは観察眼や全体を見る力、画面への構成力、明暗の捉え方や質感の表し方など色々どうやったら表現できるかを習得できる大事な過程だと思います。
透明水彩の植物がと動物画&油絵のピカソ風動物画
透明水彩はアトリエ一押しの画材です。
簡単に出してすぐ描けるし、片付けも楽ちん!旅先やお家での創作、ジャーナリングにも向いています。
透明水彩で描くのはイラストや動物、植物が気軽に書くことができます。
明るい部分を残して画面上で徐々に色を深めていく。自然な滲みも透明水彩の魅力です。
パレットには無数の色が簡単に作れます。混ぜた色にまた違う色を混ぜて、ひとつも色を無駄にせず簡単に色々な色が作れます。
小学校で使う画材はここまでの透明度や鮮やかさはないですが似たように塗ることができます。
アトリエではベタ塗りよりも薄塗りの方が子供達も色の深みや重なりによってできる色を知ることができるので、徐々に教えていっています。高学年になるとこういった塗り方で絵を楽しめるようになっていくと感じています。(低学年のうちはもう少し単純に色を混ぜて作るほうが感覚的にあっているようにです)
透明水彩とアクリルで描く人物
アトリエでは子供達からたくさんのアニメの知識をもらいました(笑)
推しの子もその一つ。アニメの世界の顔を、実際に人間にしたらどうなるかな?そんな絵を描いたら子供も大人も楽しめるかもと思い描きました。
肌の透明感はこんなに薄塗りをして作っています。
白地の肌に血色や影を薄く載せていく、そんな感じで描くとこのようになります。
アクリル画で描く不思議な世界
こちらはアクリル画の作品。下塗りをしてから薄塗りで全体像を作って、最後ははっきりとした色を載せて、修正したい部分は上に色を被せる形で塗っています。さらにその先に細かい陰影をつけたりするのは、アクリルの透明度を生かして薄塗りで。
透明水彩と油絵の中間のような描き方をしました。
絵のイメージは、・・・こういったニュルンとした感じやピンクや黄色な色使いで描きたかったというところから始まりました。あまり意味はありません。
アクリル抽象画
こちらはアクリルで描いた抽象画。アクリルのいいところはすぐ乾くところ。テクスチャーをつけてから一気に色塗りで大きな作品も短時間で作れます。
油絵の模写:フェルメールの真珠の耳飾りの少女
油絵は乾きにくい素材なので時間を待たないとできないことも多いです。
コテコテに塗れば短時間でも塗れますが、その際は筆圧や絵の具の解き具合なども重要になります。
そういった感覚的なことを学ぶ家庭には失敗も必要ですが油絵は高価。
実はむやみやたらに油絵のイメージ(ゴッホや現代アート)で始めるよりも絵の具の特性を勉強して理解してから始めることもとても重要です。
このフェルメールの模写は3日ほど、下地やベースの塗りをして1日待って、そこから中間層の色を塗って、最後にハイライト部分や背景を塗って終わり。
ベタベタ引っ掻き回す塗り方をしてしまうと地獄・・・。絵は自由と思われがちですがやっぱりなんでも基本は重要!
アトリエでは水道と作品を管理する場所がない関係で油絵はご遠慮していますが、どうしてもと言う方はおっしゃってください。
フレスコ画
デジタル画のインスタレーション
photoshopでのデザイン画
デザインの方絵は2023年もphotoshopを使ってたくさんお仕事させていただきました。
こういったデザイン依頼のお仕事はお客様とのヒアリングを通して相手の求めるものという枠の中で作るのですが、枠があると発想が実はとても広がるんです。
テーマがあることで発想の出発点、スタート地点が生まれゴールに迎える。ゴールまでの過程や表現方法も枠があればあるほど力が見せれるといったことも往々としてあります。
絵は何か与えられたテーマがあるときも創造性が発揮でき楽しむことができます。
自分の中で自由に描くのは難しいと思っている方は、創作の初めに、自分対してテーマを与えるところから始めるといいかもしれません。
Ipad:プロクリエイトを使ってデザイン チョークアート
こちらも依頼で急きょ作ったチョークアート。時間的な制限も創作にとって大事な側面です。
ひとには締め切りがないと仕事を先延ばしにしてしまう修正があります。
ここまでにやらないと、という期日があることで思わず力が発揮できてしまうそんなことがありますよね!
自由も大切だけど制限も大切、そんなふうに思います。
店舗の壁面アート:カッティングシートデザインや屋外のペイント
ペンキを使って大きな壁面に描く。ドキドキするけどそここそ腕の見せどころ!
このアナログな手法でクライアントさんも喜んでくれたのがうれしい。今はカッティングシートでいくらでもこういった制作は正確に簡単にできてしまいますが、手書きの良さを好んでくれるお客様がいる限り、未来の子供達もこれが仕事になる子もいるとお思います。
また店舗やお家でも何か人や空間を和ませてくれたり雰囲気作りをしてくれるのが絵。足りないものを補ったりさらによくするために絵や色、デザインと言った、一見省けるものも、人の暮らしにはやっぱり必要なんだなと感じます。
DIYアートラボ「アトリエミライ」は山梨県南アルプス市にある中高生と大人の方向けのアートの教室(絵画教室)です。
ご興味のある方やお問い合わせをご希望の方は当HPのお問い合せフォームをご活用ください